[0030] なお容器本体11の横断面形状は、前記実施例で述べたような長円形に限ることはなく、例えば楕円形や角形(正方形,長方形等)あるいは真円形であってもよい。容器本体11の肉厚や材質も必要に応じて適宜に選定され、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金などが使用されてもよい。また、補強フィン12や成形凸部41,42の数、配置間隔等の具体的態様は、必要に応じて適宜に選定されるため、前記実施例に制約されるものではない。[0031] 【発明の効果】本発明によれば、肉厚が薄くても外圧に対して剛性が高く、ベローズタイプのものに比べて内面の凹凸が少なく、従って内部を通過するビームの安定化を図る上で有利であり、真空中で加熱されてもガス放出が僅少でかつ補強フィンの数とろう付け箇所が少なく、しかも高品質な補強フィン接合部が得られるなど大きな効果がある。