帳簿での確認とともに、資産の状況を現場・現物で確認しようとすると、「それは大変なので・・・」と渋られることがある。在庫や設備がバラバラに置かれているため、どこに何があるか帳簿を見ながら確認しなければならないという状況。このようなケースは、長期滞留在庫や遊休設備への意識が低いことが大半。現物を見てみると、「これでは使い物にならない」という設備や在庫に遭遇することもある。滞留資産もお金が物に形を換えたものであり、その物を購入するために調達したお金には金利などのコストがかかっている。滞留資産があるだけでコストがかかっているのだから、いかに早く資産をお金に換えるかが重要。