就職の氷河期は過ぎたといっても、希望する会社に簡単に就職できるわけではない。日本の若者に人気のある職種は、銀行や出版社、自動車メーカーなどだが、自分の希望する会社に就職できる人は、ごく一部しかいない。就職活動は、まず希望する就職の会社を選択することから始まる。会社のホームページを見たり、会社を訪問したりして採用試験の申し込みをする。最近ではパソコンから申しこみをすることもできる。1次試験、2次試験、3次試験とたくさんの試験を受けなければならない。面接も1度だけでなく、2度、3度と行うことが多い。これらの試験を突破して初めて内定をもらうことになる。学生たちは、少しでも早い時期から就職活動の準備を始めて、希望の会社に就職できるよう努力している。