物を探す時間入社八年目になるKさんは、多忙な業務をこなしています。デスクには書類が乱雑に置かれ、引き出しの中は文房具や名刺であふれかえり、必要な資料を見つけることも困難でした。ある日、大切な書類を紛失してしまいました。上司から「一日の業務を終える時に、五分間だけでもデスクを整理整頓しなさい」と指示されました。そこでKさんは「使ったものは元位置にもどす」「上司の確認が必要な書類、確認済みの書類を分ける」などの整理整頓を心がけました。すると、資料を探す手間を減らずことができ、集中して仕事に取り組めるようになったのです。人は探し物で、年間数十時間も浪費していると言われています。その時間を減らすことできれば、仕事もプライベートもより充実したものとなるでしょう。私たちの生活は多くのものによって支えられています。物を大切に扱い、感謝の心で整理整頓に取り組みたいものです。身の周りの整理整頓をしましょう