昨日から行われている京都大学の2次試験で、問題の一部が試験中にインターネットの掲示板に投稿され、解答を教えてほしいと書き込みがされていた疑いのあることが分りました。中には、6分後に答えを教える返事が、寄せられていたものもあり、京都大学では、不正行為が行われた疑いがあるとして調査を始めました。京都大学によりますと、昨日から行われている2次試験で、数学と英語の問題の一部が、インターネットの「ヤフー知恵袋」という掲示板に投稿され、答えを教えてほしいと書き込みがされているのが見つかりました。このうち、昨,日午後1時半から2時間にわたって行われた数学では、文系の数学の問題、5問すべてが投稿され、ネット上の記録では、投稿はすべて試験の時間内でした。また、今日の英語でもネット上の記録では、試験時間内にあたる午前9時半すぎに2回にわたって問題の投稿が行われていました。数学の問題ではおよそ30分後に、また、英語の問題ではおよそ6分後に答えを教える返事が寄せられているものもありました。