「なァに、れ~くんってば、わざわざ俺っちをイジメにきたのォ? んなことしたら、燐音くん泣いちゃうぞ~」「いやいや、そんなことしたらお宅の小さい子、こはくくんじゃったか、その子が殴り込んできちゃうじゃろうて」「んん? なんでこはくちゃん?」確かにこはくちゃんは見た目によらず喧嘩っ早いというか、そういうところがあるけれどそれは大抵俺にしか向けられないものだから、他の人に殴りかかるというのがイメージ出来ない。だからこそ、どうしてこはくちゃんが朔間くんにもそういうイメージを持たれてしまっているのかが不思議である。「それはMDMでの流星隊とのステージを見とったらわかることじゃろ?」