見える化とは、職場のルールやその日の生産数量等を提示したり、ラインテープ等物の位置を明確にしたりすることで現場の実態を可視化する事、と思われている人が多いのではないでしょうか。しかし、キヤノン式生産革新/CIMSの「見える化」はこれに加えて、現場に立った時に誰もが正常/異常がわかり、以上に対して真因を追求、課題を共有化しアクションがとれるようにすることを言い、次の項で話しする5つのステップを含んでいます。この一連の活動を行うことによって改善への動機付けができ、改善を継続していくことが出来ます。そして、CIMSでは前者の一般的な見える化と区別するために、この全ステップを含んだ見える化を「視解化(みえるか)と表現する場合もあります。